楊貴妃が愛したフルーツとして知られるライチ。女性を中心に人気を集めるフルーツですが、国産の生ライチの国内流通量は1%程度で、その大半は海外産の冷凍ライチが市場を占めています。そんな中、生ライチを提供し、かつ収穫まで体験できる施設が、都心から約60分の場所にあります。どんな施設でどんなサービスを提供しているのかを紹介します!
ライチは温暖な地域で生産されるのが一般的で、国内では主に宮崎県や鹿児島県、沖縄県などで生産されています。そんな中、都心から約60分の千葉県千葉市にライチを生産している場所があります。それが、フロッグキューブが運営する栽培施設です。同施設では約240本ものライチの木を栽培し、同社は「千の葉ライチ」という高級フルーツブランドを展開しています。施設ではライチのほか、マンゴーや洋梨も栽培しています。
同栽培施設の一番の特徴は、「千の葉ライチ」の収穫を体験できるということ。自分の手で直接、ライチを収穫するプランを期間限定、かつ予約制で提供しています(ライチの食べ放題ではないのでご注意を)。

ライチ収穫体験プランではライチの収穫を体験できるほか、ライチの箱詰めや簡単なジュース作りも体験できます。箱詰めは専用の化粧箱に12粒のライチを詰め、お土産として持ち帰ることができます。自分で書いたメッセージを添えることもできます。

さらにオプションで、収穫数を増やせる「ライチ収穫プラスチケット」や、現地でのみ購入できる希少な「3品種食べ比べチケット」も用意します。当日は直売所も限定オープンし、獲りたての生ライチを購入することも可能です。都心から日帰りで、貴重なライチを存分に満喫することができます。
なお、国産の生ライチは冷凍の輸入ライチと比較すると、鮮やかな果皮の色、透明感のある果汁量、高貴な香りが各段に違うそうです。収穫体験プランでは、これまで味わったことのないライチを感じられるかもしれません。

収穫体験はフロッグキューブのWebサイトで予約を受け付けています。5月、6月の予約を順次受け付けています。料金は、基本料金(7200円)と体験利用料(大人が2500円、小人が2000円)を合わせた額になります。
なかなか体験できないライチの収穫。都心からわずか60分の場所なら敷居も低く、一度は体験したいと思えてくるかも。ぜひ一度、ライチ獲りを体験してみてはいかがでしょうか。
【スポット情報】
フロッグキューブ「ライチ収穫体験プラン」
千葉県千葉市緑区大木戸町1159
043-355-5331
5月中旬~6月中旬(収穫状況により延長あり)