日本はもとより世界中で愛される作品「美少女戦士セーラームーン」。作中ではたびたび港区にある麻生十番の様子が描かれるなど、港区とゆかりが深い作品としても知られています。そんな縁から今回、セーラームーンをデザインしたマンホールが港区内に設置されることになりました。港区を聖地巡礼する傍ら、デザインマンホールも探してみてはいかがでしょうか。
「美少女戦士セーラームーン」といえば、テレビアニメにとどまらず、映画や舞台、さらには声優陣によるライブイベントなど、さまざまな形で多くの人に慕われる作品として国内外で人気を集めています。
作中では、主人公の月野うさぎや仲間たちが日常生活を送る姿も多数描かれ、麻布十番や東京タワー、芝公園などの港区の街並みが数多く登場することでも知られています。
そこで今回、港区では、港区とゆかりのある「美少女戦士セーラームーン」をデザインしたマンホールを設置することにしました。最近はいろいろなデザインのマンホールが人気を集めていますが、「美少女戦士セーラームーン」のデザインマンホールは港区の設置が全国初とのこと。港区を散策中、港区にしかないセーラームーンのマンホールを見かけることになるかもしれません。
設置したのは全5カ所。それぞれデザインの異なるマンホールを設定しています。
セーラームーン＆タキシード仮面／麻布十番商店街入口（麻布十番2丁目1番 先）
設置場所である麻布十番商店街入口は、月野うさぎ（セーラームーン）と地場衛（タキシード仮面）が運命の再会を果たした場所として有名です。連載当時は設置されていた商店街入口の看板も、作品に登場しています。また、うさぎと仲間たちは麻布十番周辺で生活をしていることから、麻布十番商店街にも作品に登場するお店や、作者である武内直子先生が当時通っていたお店などのゆかりのスポットがたくさんあります。
セーラー5戦士（青）／芝公園付近（みなと図書館前）（芝公園3丁目2番25号 先）
愛野美奈子（セーラーヴィーナス）が通う芝公園中学は、芝公園の近くにあるという設定です。セーラーマーキュリーのイメージカラーである「青」が背景となっているマンホールです。
うさぎ＆亜美＆レイ＆まこと＆美奈子／東洋英和女学院小学部・幼稚園前（六本木5丁目6番14号 先）
東洋英和女学院は、火野レイ（セーラーマーズ）の通っていた「T・A女学院」のモデルになったと言われている学校です。セーラーマーズのイメージカラーである「赤」が背景となっているマンホールです。
セーラー5戦士（新緑）／東京タワー付近（芝給水所前）(芝公園3丁目6番7号 先）
港区のシンボルでもある東京タワーは、さまざまな場面で作品に登場しています。風景として描かれていることもあれば、時には戦いの舞台となることも。セーラージュピターのイメージカラーである「緑」が背景となっているマンホールです。
セーラー5戦士（檸檬色）／慶応仲通り商店街入口(芝5丁目20番 先）
「美少女戦士セーラームーン」の前に連載されていた武内直子先生の作品「コードネームはセーラーV」の主人公でもあった愛野美奈子（セーラーヴィーナス）が、慶応仲通り商店街入口付近に登場していました。セーラーヴィーナスのイメージカラーである「黄色」が背景となっているマンホールです。
セーラームーン好きにはたまらない今回のマンホール化。ゆかりある港区を散策して作品を楽しむだけでなく、実際にゆかりのある地を訪れ、そこにあるマンホールもチェックしてみてはいかがでしょうか。ただし、マンホールを見たり撮影したりするときは、周囲の安全に十分配慮してくださいね。
