ナポレオン皇妃お抱え画家の、ボタニカルアート頂点の名画が見れる機会♡ 皇妃が愛したバラの図譜を見たい(from霞ヶ関)

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霞が関の美術館で、バラをフィーチャーしたボタニカルアート展が開催中。200年前に描かれた名画と出会える魅惑的な展覧会を早速チェック!

霞が関の日比谷図書文化館で6月15日(日曜)まで開催中の「バラ図譜刊行200年 宮廷画家ルドゥーテとバラの物語」。ボタニカルアートの頂点を極めた、「バラのレンブラント」とも称される天才画家、ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテの傑作「バラ図譜」の刊行200年を記念した展覧会です。

「バラ図譜」より「ロサ・ケンティフォリア」。

画家ルドゥーテはマリー・アントワネットの博物蒐集室付きの画家を経て、フランス革命後には「近代バラの母」と呼ばれるほどバラ栽培に熱心だっナポレオン皇妃ジョゼフィーヌのお抱え画家となります。彼女の命によりルドゥーテは世界中から集めたバラを描き、その結果、誕生したのがルドゥーテの代表傑作とされる「バラ図譜」です。本展では「バラ図譜」収録の170点、肉筆画2点を公開。

「バラ図譜」より「ロサ・ケンティフォリア・クレナータ」。

「バラ図譜」で用いられている点刻彫版法は、輪郭線を可能な限り排除し、きめ細かな色彩の濃淡によって芸術性豊かに描き出すルドゥーテ独特の技法。この画期的な手法で表現された展覧会で、自然な花々の美しさを楽しめます。

「バラ図譜」より「ロサ・インディカ・クルエンタ」

【イベント情報】
「バラ図譜刊行200年 宮廷画家ルドゥーテとバラの物語」
東京都千代田区日比谷公園1-4千代田区立日比谷図書文化館1F特別展示室
03-3502-3342
6月15日(日曜)まで開催中。
月曜~木曜・土曜10時~19時、金曜10時~20時、日曜・祝日10時~17時(最終入館は閉館30分前まで)
料金は大人500円、高校生・大学生300円(全て税込)。中学生以下・千代田区民無料。
第3月曜休館

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