京橋で葛飾北斎の作品から日本のマンガ、アニメのルーツを探る展覧会が開催中。初公開となる作品も多数展示。早速チェック!
11月30日(日曜)まで、京橋の「CREATIVE MUSEUM TOKYO(クリエイティブミュージアムトーキョー)」にて開催中の「HOKUSAI-ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」。世界的に有名な江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎。日本が世界に誇るマンガやアニメの中に息づく、北斎の作品を取り上げる展覧会です。
本展の大きな見どころは、何と言っても質、量ともに世界一と称される浦上満氏の浦上蒼穹堂が所蔵する「北斎漫画」の数々。全15編を一挙に展示。さらに、長らく幻とされてきた肉筆画16図が今回、初公開となります。総数300点を超える多彩な作品群を通して、北斎の創造性の深さに触れられる、またとない機会です。

北斎は、紙と筆しかなかった時代に、現代のマンガやアニメに通じる斬新な表現を生み出した人物。展示では、「集中線」や「ギャグ描写」、「アニメ原画」といった、マンガやアニメ表現の原点を見出せます。200年前の作品が、いかに現代のマンガやアニメのクリエイティブと繋がっているのか実感。その「北斎のしわざ」を体感できる展示は見逃し厳禁。北斎の自由奔放な発想力は、驚かされること間違いなし!


【イベント情報】
「HOKUSAI-ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」
東京都中央区京橋1-7-1TODA BUILDING6F CREATIVE MUSEUM TOKYO
11月30日(日曜)まで開催中。
月曜~木曜・日曜10時~18時(最終入場17時30分)
金曜・土曜・祝前日10時~20時(最終入場19時30分)
開催中無休
料金は大人2300円、中高校生1800円、小学生以下1200円(全て税込)。前売り券は200円引き