墨田区の下町がアートに⁉ レトロな下町情緒とアーティストが織りなす、街中散策な博覧会が面白そう!

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下町の風情を色濃く残す墨田区の北部、京成曳舟で街全体を使った博覧会が開催。下町に息づくアーティストたちが街全体を使って、アート表現するイベントをチェック。

10月4日(土曜)~11月3日(祝日)まで、墨田区北部の八島花エリアで「すみだ向島EXPO 6」が開催。墨田区北部の八島花(やつしまはな)エリアにある施設や店舗など約50箇所が会場。八島花エリアは、八広、向島、京島、寺島、文花、立花などの地名に由来。下町の風情が色濃く残る地域にアートや建築、まちづくりが織りなす「まちなか博覧会」です。京成押上線の京成曳舟駅や亀戸線の小村井駅を最寄りとするこの八島花エリアで、新たな発見や出会いを体験。

関東大震災や東京大空襲の被害を免れた建物が多く残る墨田区の八島花エリア。戦前からの歴史を刻む長屋や町工場、そして入り組んだ路地が残っています。この地域特有の下町の風景を、今も伝えるために街中で博覧会を開催。今回、普段は公開されない古い家屋などを特別に開放。この街に息づく歴史や文化を肌で直接体感。特に京島は東京で最も多くの長屋が現存。手仕事や職住一体の暮らし、そして人情味あふれる商店が並ぶ独自の魅力にあふれています。

下町の空気を色濃く残す町並みが広がる。

このイベントでは、この墨田区の下町に魅せられ、ここを拠点とする多様なアーティストやクリエイターたちが創作。日々の暮らしの中で街と深く関わりながら、作品やプロジェクトを創造しています。イベント中はこの街全体がまるで大きな額縁となり、次々とアートな景色が広がります。

ユニークな主要プログラムも目白押し。例えば、15〜25歳の若年層のアート活動を支援する「U25 Art Contest」。日常の中の「自由」をテーマに、令和を生きる若者たちが新たな「自由」の形を提示。さらに「京島×台湾交流プロジェクト」では、京島と台湾のアーティストが文化交流。京島内の複数店舗で作品を展示。ゲストハウスや民泊での滞在を通じた地域住民との交流やワークショップも開催予定。

「京島×台湾交流プロジェクト」の参加者たち。
下町の防災課題を魅力的な個性と捉えて表現するアート作品を公募。

墨田区の下町の路地を散策し古民家を巡りながら、アート作品に触れる…街中の博覧会。そんな「すみだ向島EXPO 6」を訪れて心豊かな発見の旅を体験してみてください。

【イベント情報】
「すみだ向島EXPO 6」
東京都墨田区北部 八広、向島、京島、寺島、文花、立花エリアにて
10月4日(土曜)~11月3日(祝日)
10時~18時(一部、時間外の会場・イベントあり)
料金は大人3500円、墨田区民・大学生2500円(共に税込)。高校生以下無料
開催中無休

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