東京都の公式メタバースサイトが面白すぎる!大迫力の映像から歴史を学ぶゲームアプリまで多彩なコンテンツを楽しめる!

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東京の魅力を多くの人に知ってもらうための東京都公式メタバースサイト「Virtual Edo-Tokyo Dig Tokyo 東京の魅力探索」が密に人気を集めています。主に外国人の利用を想定したものですが、実は日本人も十分楽しめるコンテンツで溢れています。何がどう面白いのか。その魅力を紹介します!

突然ですが、みなさんは「SusHi Tech Tokyo」という言葉をご存じでしょうか。「スシ?」「スシテック?」と、多くの人が「お寿司」を連想したのではないでしょうか。実はこれ、持続可能な新しい価値を生み出そうという東京都の取り組みを指す言葉です。「Sustainable High City Tech Tokyo」を略して「SusHi Tech Tokyo」と表しているそうです。最先端のテクノロジーやデジタルノウハウを駆使し、新たな価値を生み出す東京の価値を世界に向けて発信する取り組みとなっています。

この「SusHi Tech Tokyo」の一環で開設したのがメタバースサイト「Virtual Edo-Tokyo Dig Tokyo 東京の魅力探索」です。東京や江戸の多彩な文化、産業の魅力を、さまざまなコンテンツを通じて体験できるようになっています。主に日本に興味を持つ外国人観光客の利用を想定していますが、その出来栄えとコンテンツの奥深さに、実は日本人でも楽しめると密に注目を集めています。

例えば「Edo Area」では、メタバースに再現した江戸城でクイズに答えたりスタンプラリーに挑戦したりできます。東京のルーツである江戸の歴史や文化を楽しみながら学べるとあって、多くの人が挑戦しています。さらに、江戸の暮らしや文化、歴史をゲーム感覚で学べる、江戸東京博物館の学芸員とクリエイターが開発した体験型アプリも用意します。「東京の歴史をもっと知りたい」「江戸について詳しくない」といった人にオススメのコンテンツです。

「Edo Area」の画面イメージ’。(出典:東京都)
「ハイパー江戸博」は江戸の歴史をゲーム感覚で学べる体験型アプリ。(出典:東京都)

普段はなかなか見ることのできない場所を体験できるコンテンツも人気です。「東京宝島事業VR動画」は、東京都の11島の島々の風景をドローンで空撮したVR動画で楽しめるというもの。「東へ南へ 国境離島VR」は、日本最南端、最東端の国境離島である沖ノ鳥島と南鳥島の様子を仮想空間で体験できます。どちらも実際に旅行したかのような体験を自宅で気軽に味わえるのが何よりの魅力です。

「東へ南へ 国境離島VR」は仮想空間で島の様子を見ることができる。(出典:東京都)

まだまだあります。「豊洲市場VR動画」はその名の通り、普段見られない豊洲市場の卸売場や仲卸場の様子を体験できるVR動画です。「東京都河川施設360°バーチャルツアー」は河川施設内部の画像や川の上空からドローンで撮影した動画を使って、自然豊かな水辺の散策を疑似体験できます。

「豊洲市場VR動画」は360度の動画で市場の様子を体感できる。(出典:東京都)
「東京都河川施設360°バーチャルツアー」は河川施設内を歩いているような体感が可能。(出典:東京都)

さらに、下水道の工事現場や雨水調整池などの地下施設内部を体験できる「東京下水道VR」も、普段なかなか見ることのできない施設を楽しめるコンテンツです。普段見ることのない施設のコンテンツは、マニアならずとも多くの人からの関心を集める人気コンテンツとなっています。

そのほか、都内を自転車で走っている体験が可能な「EXCITEMENT TOKYO CAMPAIGN」、スポーツ競技を選手の目線でバーチャル体験できる「SPOPITA スポーツ施設VRツアー/バーチャルスポーツ体験映像」など、東京をさまざまな角度で切り取ったコンテンツを揃えています。

「SPOPITA スポーツ施設VRツアー/バーチャルスポーツ体験映像」は水泳選手の目線でスポーツの迫力を味わえる。(出典:東京都)

なお、2024年1月から2月にかけて、同サイトには92万2000ものアクセスがあったとのこと。東京都によると同サイトの総来場者数は国内自治体のメタバースとしては最大になるといいます。

東京をさまざまな視点で感じられるコンテンツを多数用意する「Virtual Edo-Tokyo Dig Tokyo 東京の魅力探索」。自宅で気軽に楽しめるサイトとして必見です。「東京をもっと気軽に感じたい」「いろいろなことをPCで気軽に学びたい」という人は、ぜひ一度、メタバースの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

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