昔の東京の下町をもっと知りたい!なら、今度、水上バスに乗りながら隅田川周りの歴史を学べる、とあるイベントへGO!

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東京の東部を流れる隅田川。墨田区はもとより、台東区や江東区、中央区などをまたがるこの川には、有名な橋梁が数多く架けられています。古くから使われてきた橋梁群は、今なお交通や生活を支える重要な役割を果たしています。しかし、これらの橋はそもそもどのようにして架けられたのでしょうか。今回、そんな隅田川の橋梁群の歴史を学ぶイベントが開催されます。それも水上バスに乗り、船で橋を見ながら学べるというもの。どんなイベントなのかを詳しく見てみましょう。

隅田川には、言問橋や吾妻橋、駒形橋、両国橋、清洲橋、永代橋、佃大橋などの東京を代表する橋梁が数多く架けられています。東京ではこうした橋梁群が地道に整備され続けてきましたが、1923年に発生した関東大震災によって壊滅的な被害を被ることになります。

もっともその後、わずか7~8年で世界最先端の橋梁群として復興を成し遂げることになります。関東大震災による被害から100年経った今、隅田川に架かるこれらの橋梁群は、今も私たちの暮らしを支える重要な橋として使われ続けています。

ではなぜ、関東大震災から数年で復興できたのか。そもそもなぜ隅田川にはこれだけ多くの橋梁が架けられるようになったのか…。今回、こうした橋梁の歴史を探るイベントが開催されることになりました。題して、「水上バスクルーズと講義で学ぶ・隅田川の復興橋はいかにして架けられたか『技術者達の想い』」です。

このイベントの最大の魅力は、水上バスに乗って隅田川から橋梁群を見られるということ。専門家の解説を聞きながら、隅田川をゆっくり周遊して橋梁の歴史を学べます。

なお水上バスに乗る前に、隅田川橋梁群を復活させた技術者の歴史について学ぶ講義も受けられます。技術者がどんな思いで橋を作り上げたのかをしっかり学んだ上で、水上バスで実際に橋を見学できるようになっています。最後は墨田区にあるスーパードライホールで昼食も楽しめます。

イベントの具体的な行程は次の通りです。
両国リバーセンター集合(9時)

両国ステーションロハスビルの会議室で講義(9時15分~11時15分)

水上バス乗船・両国リバーセンター発着場発、隅田川クルーズ(11時20分~12時50分)

スーパードライホール「フラムドール」で昼食(13時~14時)

昼食終了後、各自自由解散

イベントの行程(出典:東京都)

開催日時は2024年6月28日(金曜)で、募集人数は40人、費用は大人(中学生以上)が6600円(税込、昼食付き)です。なおイベントの性質上、中学生以上が対象となります。応募するには公式サイトからの予約が必要で、応募締め切りは6月15日(土曜)の17時までです。

隅田川をクルーズできる楽しみを体感できるとともに、川から見上げる橋梁にはどんな歴史があり、どのように架けられたのかも学べる今回のイベント。橋の下を覗けるレアな体験も味わえるので、ぜひこの機会にイベントに参加してみてはいかがでしょうか。

【イベント情報】
水上バスクルーズと講義で学ぶ・隅田川の復興橋はいかにして架けられたか「技術者達の想い」
墨田区横網1-2-13(東京水辺ライン)
03-5608-8869(東京水辺ラインの問い合わせ専用ダイヤル)
6月28日(金曜)
9時~14時

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