えっ、文化遺産で宿泊体験⁉ これは行ってみたい!伊豆下田の築170年の歴史的建造物が宿泊施設に!

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東京駅から電車で3時間ちょいの「伊豆急下田駅」。ここから徒歩5分の場所に築170年の文化遺産が宿泊施設として、泊まれることができるそう。どんな施設なのか詳しくチェック!

その宿泊施設の名は「源泉掛け流し なまこ壁の宿 雑忠(さいちゅう)」。施設に使われている建物は、築170年超の文化遺産「なまこ壁の家・雑忠」。下田で最も大きい「なまこ壁」を持ち、「下田登録まち遺産」の第1号にも認定されている貴重な文化財。建物のオーナーである鈴木家の「この屋敷をもっと下田のために役立てたい」という意向を受け、屋敷の一部を改装して、宿泊施設としてリニューアル!

この施設の魅力はもちろん、歴史的建造物での宿泊体験。「奥座敷」と「離れ」にそれぞれ1組ずつ、最大12名が宿泊でき、いずれも建物が積み上げてきた歴史と雰囲気を体感。特に「離れ」は、戦前に衆議院議員を務めていた当主の時代に建てられた、迎賓館を兼ねた建造物。障子の組子や欄間などの随所に細工を施しており、その歴史に宿泊体験で触れられます。

「奥座敷」 の客室。定員は6名。
「離れ」の客室。定員は6名。

浴室は、家族が一緒に入れるほどの広さ。温泉管から絶えず供給される温泉は、ほぼ無色透明な単純泉。肌に優しく、赤ちゃんからお年寄りまで家族全員が入浴できます!

温泉地の下田ならではの温泉付き浴室。

宿泊体験をより楽しめるように、いくつかオプションも用意。プロカメラマンによる和装での撮影会や出張寿司など、地元の事業者と連携して下田の魅力を体験できるオプションが! 近隣の飲食店や食料品店もご案内してくれます。

伝統的な左官工法である「なまこ壁」が特徴的な建物の外観。

なお、宿泊は「奥座敷」のみ、「離れ」のみの予約が可能。もちろん全館貸切も可能。食事の用意はありませんが、施設には調器具付きのキッチンを配置。冷蔵庫や電子レンジも。なので、食材を持ち込んで自炊することも可能。

【スポット情報】
「源泉掛け流し なまこ壁の宿 雑忠」
静岡県下田市一丁目9-15
※電話の問い合わせ先がないので、「なまこ壁の宿 雑忠」でネット検索して、ホームページからお問い合わせを。また宿泊料金も、宿泊日や宿泊人数により料金は異なりますので、詳しくはホームページまで。
チェックイン15時、チェックアウト10時

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