「未来をつくる活動を広報する」をテーマにした「ソトコトSDGsアワード」も今年で4回目。今回は5つの企業の活動や取り組みが選ばれ、12月20日(金)の授賞式では『ソトコト』編集長・指出一正からトロフィーが授与、そして表彰されました。
第4回「ソトコトSDGsアワード2024」
主催:ソトコトSDGsアワード実行委員会
運営会社:株式会社ソトコト・ネットワーク、株式会社メトロアドエージェンシー
後援:環境省
協力 :一般社団法人 日本関係人口協会
受賞企業
・味の素株式会社
・東急不動産ホールディングス株式会社
・FWD生命保険株式会社
・IJOOZ株式会社
・株式会社エドウイン
登壇ゲスト
朝日健太郎 氏(参議院議員)
大沼瑞穂 氏(大正大学地域創生学部公共政策学科准教授)
トークセッション
株式会社デジタルシフトウェーブ代表取締役社長・鈴木康弘氏
ソトコト編集長・指出一正
「社会を良くする気概」を牽引する5社が「ソトコトSDGsアワード 2024」を受賞
授賞式は、『ソトコト』編集長であり、SDGsアワード実行委員長の指出一正の挨拶からスタートしました。指出は現在自身が行っている東京と神戸の二拠点生活のなかで、東京も地方も、ものをつくり、社会をよくしたいという気概に溢れていると感じているそうです。当アワードでは、そういった気概を牽引する5組の表彰を通し、日本や世界が良い形で進んでいくことを願いたいと話しました。
長年培われてきた“研究力”と“推進力”で実現する、人にも環境にもやさしい取り組み
味の素株式会社さま
開会後、来賓の挨拶を経て、いよいよ表彰とトロフィーの授与が始まりました。最初に表彰したのは『味の素株式会社』。受賞した記事は「アミノ酸で人と牛、そして地球にも貢献する味の素社の牛用アミノ酸リジン製剤AjiPro®-L。そのサステナブルな技術としくみがおもしろい」です。記事化する際に取材にご対応いただき、授賞式でも登壇した久戸哲郎さんは、味の素社が開発した「牛用アミノ酸リジン製剤AjiPro®-L」を牛の餌に混ぜることで、飼料効率が改善され、牛の排泄物に由来する温室効果ガスの削減、地球の環境負荷軽減にもなることなど、興味深い仕組みを紹介いただきました。
東急不動産ホールディングス株式会社さま
2番目に登壇いただいたのは『東急不動産ホールディングス株式会社』の松本恵さん。同社が「ソトコト・SDGsアワード 2024」で受賞した記事は「これからの都市とリゾートを『ネイチャーポジティブ』にアップデート。生物多様性の回復に全力投球する東急不動産ホールディングスの試み」です。都市・リゾート開発を通じて、どのようにして生物多様性を回復させていくかを、TNFDレポートを交えながら、興味深く解説していただきました。大都会・渋谷で生物多様性がどうしたら回復していくのか? 長年に渡るユニークな同社の取り組みとともに、グループサステナビリティ推進部部長・松本恵さんが解説してくれています。
人の輪を広げながら、楽しくコラボレーションして、社会全体の幸福にコミット!
FWD生命保険株式会社
3番目に登壇したのは『FWD生命保険株式会社』。「Celebrate living—— 明るい未来を子どもたちに FWD生命による子ども虐待防止『オレンジリボン運動』の支援」の記事で紹介した「オレンジリボン運動」との関わり方が評価されました。同社では「子供の虐待を防ごう」という意志を明確に示し行動するオレンジリボン運動を支援し、ビジネスパートナーである全国の保険代理店も巻き込んだ社会福祉活動を展開しています。
授賞式にはFWD生命ブランド&マーケティング部部長の大瀧陽介さん(写真右)が出席・登壇。指出一正とのやり取りのなかで、受賞の喜びを言葉に込めながら、これからへの展望も語っていただきました。
IJOOZ株式会社さま
4番目に登壇したのは『IJOOZ株式会社』のは堀木遼さん。『IJOOZ株式会社』はシンガポールの会社で、日本で生搾りオレンジジュースの自販機を展開・運営しています。「フレッシュな生オレンジをまるまる4個も搾った贅沢オレンジジュースが、たった350円。『IJOOZ』の“AI自販機”がつくる、スマートでスイートな社会」が、今回アワードを受賞した記事です。購入時に目の前で生のオレンジを絞る目新しさやワクワク感、生搾りならではの美味しいジュースをAIテクノロジーで手軽に味わえる生活文化の創出が評価されました。他にも、生搾りジュースをつくる際に出るオレンジの残渣をアップサイクルを目指しながら廃棄を極力減らしていくなど、これからのサスティナビリティについても熱のこもった言葉で推進していきたいと話してくれました。
株式会社エドウインさま
最後に登壇したのは、『株式会社エドウイン』の髙嶋大輔さん。「『できるんだ』というアウトプットから新しい潮流を。『ソトコト』での縁から生まれたEDWINの『カカオのデニム』とは」の記事が受賞しました。
EDWINは、2022年の「ソトコトSDGsアワード」で受賞企業同士として知り合った『株式会社明治』とコラボレーション。両社はチョコレートをつくる過程で取り除かれるカカオ豆の種皮「カカオハスク」で繊維を作り、その繊維でデニム(ジーンズやジャケット)仕立てられないかと考えたのです。その後、試行錯誤を重ねて出来上がったのが、独特の美しい光沢とドライな履き心地が自慢のデニムでした。
セレモニーの最後、指出は「今回受賞された取り組みは、それぞれ楽しいですよね。楽しいということが最大の原動力になっています。この楽しさを社会全体でつくるためにはどんな気持ちでいたらいいのかを、これらの取り組みは示唆してくれている気がします」と話し授賞式は閉会となりました。
アワードの模様は全編YouTubeで視聴できます
「ソトコトSDGsアワード2024」では、アワード受賞企業へのセレモニアルインタビュー以外にも『株式会社デジタルシフトウェーブ』の代表取締役社長・鈴木康弘さんとソトコト編集長・指出一正のトークセッションや、参議院議員・朝日健太郎氏、大正大学地域創生学部公共政策学科准教授・大沼瑞穂氏からのご挨拶など、他にも見どころがたくさんありました。これらアワードの模様は全編「YouTube」で視聴できます。ぜひご覧ください。
フリーペーパー「ソトコトSDGsアワード2024」
「ソトコトSDGsアワード2024」をより多くの人へ発信するために、受賞団体へのインタビュー記事などを掲載したフリーペーパーを配布します。
■配布概要
設置箇所 :東京メトロ駅構内ラック約150箇所以上
主な設置駅:銀座駅・渋谷駅・表参道駅・池袋駅などの主要駅
設置開始 :1月31日(金)~
※無くなり次第終了
※各駅へ順次設置開始します
※鉄道会社や駅係員へのお問い合わせはご遠慮ください