近年、ブーム沸騰中の“謎解きゲーム”。ヒントを元に謎を解いていくハラハラドキドキとひらめきの瞬間にハマる人が続出中です。その“謎解き”をさらに進化させた、東武鉄道の没入型謎解きゲームが話題に。リアルとフィクションが交錯する「あの街で待っている」の魅力に迫りました!

観光とゲームが融合した“謎解きの進化形”
ここ数年、世代を問わず人気を博している“謎解きゲーム”。2025年現在では、年間参加者数約400万人、市場規模500億円を超えるまでに成長。リアル脱出ゲームや街歩きなどの多要素を絡めた、よりエンタメ性の高い“謎解き”も続々と登場しています。
そんな大人気ゲームがさらに進化したのが、東武線沿線を舞台にした新感覚の周遊型謎解きゲーム「あの街で待っている」。2025年7月のスタート以来、1都3県の20〜40代の男女を中心に多くの参加者を楽しませています。
これまでにも数々の謎解きゲームが登場していますが、「あの街で待っている」はどんなところが“新感覚”なのか? 東武鉄道の企画の担当者にお聞きしました。
「一見、謎解きのキットとは思えない、一般的な観光雑誌に見える誌面を使って体験が可能な没入型のコンテンツである点です。まず一つは、観光雑誌に潜むギミックや、リアルな街の中で出題される謎を解いていく新感覚の体験型コンテンツであること。参加者は、観光雑誌から得られる情報を頼りに、実際の街や東京スカイツリータウンⓇ、東武博物館などの施設を巡ります。そしてもう一つは、物語の途中でキーマンとなる観光雑誌の編集者とチャットを重ねながら、謎解きの手がかりを探していくのも独自の面白さ。誌面とリアルな体験が連動し、まるで物語の主人公になったかのような没入感を味わうことができます」(担当者)


単なる謎解きに留まらず、紙面、デジタル、リアルな街の三つが一体となった、新感覚の参加型コンテンツとなっているのが「あの街で待っている」の魅力。観光雑誌としての楽しさや情報収集のワクワク感、街歩きによる新しい発見まで体験できることがほかの周遊型ゲームと大きく異なるポイントだと言います。
本物そっくりの誌面デザインで“物語の中”へ没入
イベント参加に必要なのは、体験キット(2,500円)とインターネット接続が可能なスマホだけとシンプル。観光雑誌風の冊子や、謎解きシート、東武博物館専用のナゾトキ資料が詰まった内容で、謎解きサポートLINEに登録をすれば完了。あとはLINEのメッセージに従って観光雑誌をめくり、街歩きをしながら謎を解いていくだけ。なかでも特にこだわったというのが、この観光雑誌風の冊子だそう。
「装丁からページのレイアウトにいたるまで、一般的な観光雑誌に見えるように作りました。雑誌内の各スポットの情報は様々な企業様や店舗様にご協力をいただき観光雑誌が完成いたしました。謎解き感をあえて出さずにデザインすることで、読者が自然に物語の世界に入り込み、街歩きや施設巡りをより楽しめるよう工夫しています。観光情報としての充実度と、謎解きコンテンツならではの仕掛けが融合した点が、この雑誌の大きな魅力です」

参加者たちからも、「謎解きが終わったあともガイドブックとして保存したい」という声もあり、雑誌単体としての読み応えも十分。謎解きのドキドキハラハラやひらめきの快感はもちろん、ゲームに参加することでこんな発見も。
「謎解きを楽しみながら、東武線沿線の魅力や“下町エリア”ならではの歴史・文化・日常のにぎわいを感じてもらいたいですね。街を巡りながら、駅や施設、商店街など、普段は気づきにくいスポットに出会うことで『こんな場所があったんだ』『また訪れたい』と思ってもらえる体験を提供するのが狙いです。東武線を単なる移動手段としてではなく、沿線そのものを楽しむきっかけになってほしいですね」
行楽シーズンを迎えるこれからの季節。レジャー感覚で東武線に揺られながら謎解きを楽しむ、途中下車の旅に出かけてみてはいかがでしょうか?
【イベント情報】
「あの街で待っている」
開催期間:開催中〜2026年3月31日(火)
東武鉄道×没入型体験ゲーム「あの街で待っている」体験キット
価格:2,500円
販売場所:浅草駅、とうきょうスカイツリー駅、曳舟駅、亀戸駅、北千住駅、西新井駅、竹ノ塚駅、草加駅、新越谷駅、北越谷駅、春日部駅、大宮駅、流山おおたかの森駅、柏駅、池袋駅、朝霞台駅 計16駅
東武グループECサイト「TOBU MALL」:https://tobumall.jp/shop/g/gTR25-20000020/
公式サイト:https://machihack.com/tobu-anomachi