鎧や兜をまとったデジタルなサムライ兵士が気になりすぎる! 箱根の緑に包まれた美術館の現代アート展がリコメンド♡

  • URLをコピーしました!

箱根の野外美術館で、「鎧と人間」にフォーカスした面白そうな展覧会が開催中。夏が終わりに近づき、芸術の秋が近づく中、週末はこの展覧会を要チェック!

2026年1月12日(祝日)まで「箱根彫刻の森美術館」で開催中の、現代美術作家・野口哲哉の個展「野口哲哉 鎧を着て見る夢 –ARMOURED DREAMER–」。自然豊かな野外美術館で、鎧を通して人間の本質に迫ります。野口哲哉が探求するのは「鎧と人間」という深いテーマ。彼の作品は、一見古びた甲冑に見えますが、実は樹脂やアクリルといった現代的素材で精緻に制作。「鎧や兜は生物の殻」という独自解釈から、時代や環境に適応した人間の姿を捉えられています。

野口哲哉「RING AND MAN」。
野口哲哉「floating man」。

本展は野口哲哉にとって3年ぶりの大型個展。新作を含む76点の立体、平面作品を展示。さらに10月中旬には、デジタル技術を活用した新作も公開予定。先端デジタル技術チームとの共同作業により「落下」や「人影」、「深潜」といった、感情に訴えかける情景が生み出されるそう。古く劣化した景色をデジタルで再現、補完するこの手法は、絵画や彫刻を制作してきた野口哲哉にとって初の試み。

現在も製作が進むデジタル作品のメイキング風景。

箱根の美しい自然の中で、鎧の奥に潜む人間の本質を感じ、静かに思考を巡らせる…。そんな一日を過ごしてみてはいかがでしょうか?

イベント情報】
「野口哲哉 鎧を着て見る夢 –ARMOURED DREAMER–」
神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121箱根彫刻の森美術館本館ギャラリー
0460-82-1161
2026年1月12日(祝日)まで開催中
9時~17時(最終入場16時30分)
料金は大人2000円、高校大学生1600円、小中学生800円(全て税込)。未就学児無料
無休

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次