英国の古い童謡、マザーグース。今ま欧米に伝わるマザーグースのコンサートが開催。1日限りの公演を早速チェック。
12月21日(日曜)に開催される「神奈川県民ホールpresents 奇妙なマザーグースの話 『怖い』『奇妙』な歌で元気になる!? 」。場所は「戸塚区民文化センターさくらプラザ・ホール」。マザーグースの中でも怖くて奇妙な歌だけを集め、古楽器の演奏と絵本仕立ての映像と字幕で、マザーグースの秘密に迫るコンサート。見どころは、それぞれの歌のために描き下ろされた木版画。この木版画が字幕付きでステージに大きく映し出され、まるでマザーグースの古い絵本の中に迷い込んだかのような体験ができます。18世紀に童謡集として出版された当時のマザーグースにも木版画が使用。残酷な物語にも優しい風合いを与える、当時の雰囲気を再現。

もう一つの見どころは、17~18世紀の楽器による古楽器演奏です。使用される楽器は、バロック・ハープとヴァージナル。ヴァージナルはチェンバロの一種。かつてヨーロッパの家庭で愛好されていましたが、現在では耳にする機会も少ない、大変珍しい楽器。当時の音色に包まれながら、その時代の背景を肌で感じてみて♡

日本でも有名な「ハンプティ・ダンプティ」や「ロンドン橋おっこちた」など英国の童謡は、子供を怖がらせて、しつける目的で歌われたそう。当時の事件を皮肉る手段としても歌え伝えられました。これらの怖くて奇妙な童謡を通じて、英国文化のルーツに触れてみませんか。
【イベント情報】
「神奈川県民ホールpresents 奇妙なマザーグースの話 『怖い』『奇妙』な歌で元気になる!? 」
横浜市戸塚区戸塚町16-17戸塚区総合庁舎4F戸塚区民文化センターさくらプラザ・ホール
045-662-590112月21日(日曜)15時開演(14時30分開場)
料金は大人3500円(横浜市民割引3000円)、 24歳以下500円(全て税込)。0〜3歳は膝上鑑賞無料。
チケットサイトおよび戸塚区民文化センターさくらプラザで販売中。
