渋谷の街が鹿児島の熱気に包まれる!初夏の恒例行事「第29回 渋谷・鹿児島おはら祭」が今年も開催されます。若者の街・渋谷で、なぜ南国・鹿児島の伝統祭りがこれほどまでの盛り上がりを見せるのか。その背景と見どころを詳しく解説します。

第29回 渋谷・鹿児島おはら祭、開催決定!
初夏の渋谷を彩る「渋谷・鹿児島おはら祭」が、令和8年5月17日(日)に開催されます。道玄坂や文化村通りをメイン会場に、色とりどりの衣装をまとった踊り手が練り歩く姿は、まさに圧巻。渋谷のど真ん中が、鹿児島一色に染まる一日です。

ここが見どころ!「渋谷・鹿児島おはら」の魅力
最大の見どころは、道玄坂から文化村通りを埋め尽くす「おはら節」、「渋谷音頭」、「渋谷発!ハンヤ節」、「TOKYOオハラ」のパレードです。関東連・鹿児島連から集結した約2,000人を超える踊り手が、伝統の音色に合わせて舞い踊る姿はまさに圧巻。一糸乱れぬパフォーマンスからは、両都市の絆を感じる力強いエネルギーが伝わってきます。
また、パレードとあわせて楽しみたいのが、鹿児島の「食」や「文化」に触れられるスポット。観光案内やグレイドパーク渋谷での鹿児島の焼酎・グルメ体験を通じて、渋谷にいながらにして南国・鹿児島の旅気分を存分に堪能できるのも、この祭りの醍醐味です。

なぜ渋谷で鹿児島の祭りをするのか? 知られざる「深い縁」
一見、共通点のなさそうな渋谷と鹿児島ですが、実は歴史的な深い繋がりがあります。
「渋谷一族」のルーツ
鎌倉時代、現在の渋谷周辺を領地にしていた豪族・渋谷氏の一族が、薩摩(鹿児島)へ移住しました。薩摩で渋谷氏は五家に分かれ、土地の名を取って、入来院・祁答院・東郷・高城・鶴田の「氏」を名乗りました。この700年後に、東郷家から輩出されたのが東郷平八郎元帥であり、渋谷は東郷元帥のルーツの地であるといえるのです。
東郷平八郎元帥の没後には、祖先の地・渋谷に東郷神社が建てられ、ご神体が祀られています。
忠犬ハチ公像
渋谷の象徴「ハチ公像」の建立には鹿児島出身の人々も深く関わっています。帝展彫刻審査員で鹿児島出身の安藤照(あんどう てる)は渋谷の住人で、大のイヌ好きでした。昭和9年(1934年)に「忠犬ハチ公」の銅像を造りました。なお、現在の渋谷のハチ公像は、照の子息の安藤士(あんどう たけし)の作品(昭和23年/1948年)です。
こうした歴史的背景をきっかけに、「渋谷と鹿児島の交流を深めよう」と、本家・鹿児島おはら祭の「渋谷版」として1998年に第1回が開催されました。
渋谷のビル群の間を、鹿児島の伝統的な音色が通り抜ける「渋谷・鹿児島おはら祭」。歴史のロマンに思いを馳せながら、エネルギッシュな踊りを体感しに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
【イベント情報】
毎年5月中旬の日曜日に、渋谷109前を車両通行止めにして、道玄坂・文化村通りをメイン会場に開催される「渋谷・鹿児島おはら祭」。
今回で29回目を迎える本イベントは、本祭りの踊りパレード以外にも関連イベントが盛りだくさん!
●本祭り(踊りパレード)
5月17日(日曜)12時〜17時(小雨決行)
●関連イベント:
渋谷と鹿児島の観光案内:5月17日(日曜) 12時〜19時 ユニクロ渋谷道玄坂店前
鹿児島焼酎&ミュージックフェス in 渋谷: 5月16日(土曜)・17日(日曜) グレイドパーク渋谷
交流展覧会: 5月13日(水曜)〜17日(日曜)渋谷区文化総合センター大和田・ギャラリー
今年は「西郷隆盛 生誕200年・没後150年カウントダウン記念」としても位置づけられており、例年以上の盛り上がりが期待されます。
【お問い合わせ】
渋谷・鹿児島おはら祭実行委員会
TEL:03-6712-7501
FAX:03-6712-7502
E-mail:jimukyoku@shibuyadeohara.jp
公式サイト:https://www.shibuyadeohara.jp/
