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台東区「料理人の聖地」が、かっぱ像であふれかえっている理由
浅草から上野をつなぐ「かっぱ橋本通り」の路上には、なぜかかっぱ像が多く置かれています。いったいなぜでしょうか。フリーライターの下関マグロさんが解説します。 【北上野の怪】 筆者は2005(平成17)年から、東京散歩の記事を書き始めました。最初... -
城東地域の副都心、進化する「錦糸町」の歴史をひも解く
墨田区の南部に位置する錦糸町は近年開発が進み、駅は東京・城東地域の一大ターミナルとして知られています。そんな錦糸町のこれまでを、まち探訪家の鳴海侑さんが解説します。 【南側に大型商業施設、西側に歓楽街】 山手線の東側にあり、東京メトロ半... -
大久保駅から徒歩1分 台湾の香り漂うパワースポット「東京媽祖廟」とは何か
大久保駅近くにあるパワースポット「東京媽祖廟」について、都市探検家・軍艦島伝道師の黒沢永紀さんが解説します。 【国際タウン大久保の新しいパワースポット】 JR大久保駅の南口から南へ徒歩1分。赤提灯が並ぶ雑多な路地に突如現れる極彩色な御殿は、... -
遊女の悲哀とぬか漬けの匂いが交錯する街「三ノ輪」 陰鬱だけどなごむ、その不思議な魅力に迫る
都電荒川線の終着駅「三ノ輪橋」で知られる三ノ輪。このエリアにはどのような歴史があり、またどのような魅力的な建物があるのでしょうか。都市探検家・軍艦島伝道師の黒沢永紀さんが解説します。 【地名の由来は「水の鼻」から?】 上野の北東に位置す... -
高級住宅街「田園調布」は世界のどのまちを模したのか? その誕生の背景に迫る
日本の高級住宅地の代表格・田園調布。その誕生の背景について、まち探訪家の鳴海行人さんが解説します。 【英社会改良家の「田園都市」という概念】 渋谷から東急東横線で約10分。田園調布駅に降り立ち、西側へ向かうと駅前には美しいまちなみが広がり... -
公共施設とは思えぬクオリティ 江東区「深川江戸資料館」、住人の息遣いが聞こえてきそうな街並みに感動
より正確な情報を伝えることに注力するゆえ、資料館や博物館は時として面白みに欠けてしまうことがあります。しかし江東区の深川江戸資料館は、そのような館とは一線を画すと都市探検家・軍艦島伝道師の黒沢永紀さんは言います。いったいどのような資料館... -
谷中の「指人形笑吉工房」、人を笑顔にする表情の秘訣は至ってシンプルだった
昨今、インバウンドにも大人気の谷中に、国籍を問わず人々に笑顔をもたらす「指人形笑吉工房」があります。メディアでもよく取り上げられる、人気の同店を訪れて見ました。 【縫製職人から「まさかの本職」になった自流の人形作り】 谷中の昔ながらの狭... -
代々木上原「日本最大のモスク」に人気スイーツ店があった、イスラム教の厳格イメージはいずこへ?
約146万人といわれる日本国内の外国人労働者(2018年10月末時点)。その数は年々増加傾向にありますが、日本に住む人たちは彼らについてよく知っているとはいい難い状況です。アジアに関する多くの著書があるライターの室橋裕和さんが、代々木上原にある日... -
初代バチェラーの実業家は、なぜ「持ち物に縛られない人生」にこだわるのか?
家具と家電のサブスクリプションを展開する会社、クラス(CLAS)が2018年8月に設立されました。事業主は、起業家であり、人気リアリティ番組への出演でも注目を集めた久保裕丈さん。どのようなライフスタイルを提案するものなのか、ご本人に話を聞きました... -
御年90歳、幻の江戸郷土玩具「麦わら細工の角兵衛獅子」を復元した人に会いに行った
江戸時代、雑司ヶ谷鬼子母神堂の参詣土産には「麦わら細工の角兵衛獅子」と「風車」がありました。明治初期で途絶えてしまいましたが、その存在を知った豊島区の郷土史研究家・矢島勝昭さんが試行錯誤を重ねて復元。90歳となった矢島さんに当時の話を聞き...