スポーツ紙がなぜ餃子を!? 「東スポ餃子」大ヒットの裏話を開発担当者に直撃!

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ビールのおつまみにぴったりの餃子。庶民に愛される中華料理の人気メニューですが、今巷をにぎわせている「東スポ餃子」なる商品をご存知でしょうか?

その名の通り、野球、競馬、プロレス、宇宙人、UMA…と独自のネタで一面を飾るあの「東京スポーツ」(以下「東スポ」)が手がける餃子。しかも、この商品が大ヒットしているというのです。なぜスポーツ紙が餃子を? 商品開発を手がけた、宇都宮に本社を構える大和フーズ株式会社の横井浩一会長を直撃しました!

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「東スポ餃子、面白い!」社長のひらめきで3ヶ月後には商品化

「ちょうど弊社が戸田商事と合併した3年程前に、東スポの平鍋社長と戸田商事の副社長が食事をしていた席で『餃子製造メーカーをM&Aしたから、東スポでも餃子を出しちゃえば?』という話をした際、それを聞いた平鍋社長が『東スポ餃子、面白い!』と。話がトントン拍子で進み、なんとそこからたった3ヶ月で商品が発売されました」(横井さん)

ちょうど宇都宮の餃子消費量日本一に返り咲きたいと模索していた、大和フーズの想いとも合致。だが、これまでUFOやネッシーが一面を飾ってきた東スポだけに、「普通の商品では納得しない」と試行錯誤。その末たどり着いたのが、東スポの見出しさながらのパンチ力ある餃子だったそう。

「紙面を飾るスポーツ界のアスリート、勝負師たちのパワフルさに繋がるようなスタミナのつく餃子で勝負。東スポを片手に、競馬の予想をしながらビールを飲みつつ餃子をつまむ姿を想像してレシピを作りました」(横井さん)

おいしさの秘密は青森県産ニンニク3倍!

パンチ力を重視して作った東スポ餃子は、食材にもとことんこだわって製造。ニンニクは3倍の量を使用し、使うのは青森県産のみ。豚肉、野菜もオール国産。皮は餃子製造50年のノウハウを生かし、少し厚めでもちもち感ある食感に。

「青森県産ニンニクは外国産の5倍以上の値段がしますが、香りと甘みが段違い。しかも一般的な餃子の3倍入れています。ニンニクの量についても2倍、3倍、4倍…と試作しましたが、5倍以上になるとまろやかになりすぎて味がしなくなる。何度も試作・試食を繰り返し、誰もがおいしくいただけるのが3倍でした。『東スポ餃子は原価が掛かり過ぎだけど、特別おいしい』と言っていただけたら嬉しいですね」(横井さん)

DeNA三浦監督も太鼓判! 売り上げ1億円を達成

そんな思惑がピシャリとハマったのか、東スポ記者がDeNAベイスターズの三浦監督に取材した際「東スポ餃子、いつもおいしくいただいています!」と声をかけられたそうで、読売ジャイアンツの前監督・原辰徳さんからも「おいしい!」とお墨付きをいただくなど、ニンニクをガツンと効かせた餃子が野球界の重鎮たちの胃袋を鷲掴み。さらにプロレス界にも波及。全日本プロレスの諏訪魔選手をはじめ多くの選手を虜にしています。そんな話題からじわじわと人気に火がつき、約1億円の売り上げを達成する大ヒットに繋がったのだとか。

そんな話題の東スポ餃子は、東スポオリジナルオンラインショップ「東スポFoods」で購入できるほか、都内・関東の一部の居酒屋でもいただくことが可能。

ニンニクマシマシの「東スポ餃子」は、体調を崩しがちな冬のスタミナ飯にももってこい。野球観戦や競馬予想をしながら、晩酌のお供にぜひご賞味あれ!

東スポ餃子 公式 (50個/袋)
¥2,700 税込
https://foods.tokyo-sports.co.jp/items/61132990

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