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江戸時代の天ぷらは”メッキ”をしていた!? 衣と天つゆが変わった理由に迫る
江戸時代の天ぷらは、衣の小麦粉、天つゆ、タネの魚介類にいたるまで、様々な点において現在の天ぷらとは異なっていたようです。銀座の老舗天ぷら店天國(てんくに)の二代目店主、露木米太郎の話などをもとに、食文化史研究家の近代食文化研究会さんが江... -
誰が名付けた福神漬?名前の由来と不思議な形をした具の正体に迫る
カレーのお供として有名な福神漬。東京上野の老舗酒悦が生んだこの漬物には、なぜ「福神」という名前がついているのでしょうか?そして福神漬には、見慣れない野菜が入っています。剣(つるぎ)の形をした、なた豆です。なぜ福神漬にはなた豆が入っている... -
腐らない漬物は幕末の発明品!「福神漬の缶詰」のルーツは徳川幕府にあった!?
カレーのお供として有名な福神漬。東京上野の老舗酒悦が生んだ福神漬は、非常にユニークな製法で作られています。しかもそのノウハウは徳川幕府の遺産。明治時代に戦争によって全国に広まった福神漬は、もともと戦争のために生まれた漬物でした。数奇な運... -
明治時代の銀座に現れたカツサンド。実はフランス料理だった?
日本ではじめてカツサンドが登場したのが、明治時代末の銀座。しかもそれはフランス料理だというのです。同じく戦前の銀座に現れたミラノ風カツレツ、スパゲッティ・ナポリタンもフランス料理。銀座を通じて流入したフランス料理文化について、『串かつの... -
天ぷら店がカウンター形式になったのはいつから?きっかけは第一次世界大戦だった。
東京の高級な天ぷら店は、カウンター越しにお客様の目の前で天ぷらを揚げて、アツアツをその場で出すカウンター形式の店が多いようです。ところがこのカウンター形式の店、天ぷらが登場してから150年ほど経って現れた比較的新しい店舗形式。なぜ、そんなに... -
なぜにぎり寿司は二個セットで注文するのか?寿司職人が告白した意外な理由とは
東京の寿司店の中には、二個セットでのみ注文をうける店があります。なぜ二個セットなのでしょうか?著書『牛丼の戦前史』https://www.amazon.co.jp/dp/B07XD81W7Qで寿司屋台とトロの近代史、寿司が重要な役割を果たす志賀直哉の小説『小僧の神様』の食文... -
身近過ぎて知らなかった! 東京のそば屋が「ラーメン」を出しているワケ
東京のそば屋には、ラーメンを提供する店が少なくありません。いったいなぜでしょうか。著書『お好み焼きの戦前史』においてそば屋のラーメンの歴史を、『牛丼の戦前史』においてそば屋の丼物の歴史を明らかにした食文化史研究家の近代食文化研究会さんが... -
ハヤシライスの「ハヤシ」って何? 巷に広まる「人名説」を一蹴する
皆さんの生活に身近な洋食。なかでも人気なのがハヤシライスです。そんなハヤシライスの「ハヤシ」とは何でしょうか。食文化史研究家の近代食文化研究会さんが解説します。 【ハヤシさん発明説】 日本の伝統的洋食、ハヤシライス。皆さんは、この「ハヤ... -
きっかけは日本人の勘違い! 日本でクリスマスに「ケーキ」が食べられるようになったワケ
日本でクリスマスケーキが売れ始めたのは1950年からです。いったいなぜでしょうか? 著書『焼き鳥の戦前史』においてクリスマスチキン、クリスマスケーキの歴史を明らかにした食文化史研究家の近代食文化研究会さんが解説します。 【1950年の銀座で突然ブ... -
なぜ日本ではクリスマスに「フライドチキン」を食べるのか? 知られざる歴史を連合軍占領時代からひも解く
日本ではクリスマスにフライドチキンをよく食べますが、そのルーツは何でしょうか。著書『焼鳥の戦前史』でクリスマスチキン、クリスマスケーキの歴史を明らかにした食文化史研究家の近代食文化研究会さんが解説します。 【始まりは東京の青山から】 197...