ゴルフがもっと上手になりたい! そんな人にとって、何より大切なのは「ボール選び」なのだと言います。果たしてその理由とは――?
ボールをころころ変えると上達の遠回りに?
「池だから、ここは拾ったボールを使おう」――。ゴルフボールは安いものではないので、そう考えがちですよね。でもこうやってボールをころころ変えていると、上達の遠回りになってしまうのだとか。
その理由を、女性ゴルフファッション誌『Regina』編集部が解説します。
松山プロは「音」でパットの距離感を作っている
プロゴルファーは、ゴルフクラブやゴルフボールを製造販売するゴルフギアメーカーと契約を結び、契約先のゴルフギアを使用することで契約金を手にします。
でも、お金を払ってくれるならどこのメーカーでもいい、というわけではありません。プロゴルファーは成績が全て。自分の技術・パフォーマンスを十全に発揮してくれるゴルフギアでないと、厳しい競争の世界で生き抜いていけないからです。
そんなプロゴルファーが最も重視するゴルフギアは、ボールです。

例えば2021年、ゴルフ4大メジャーのひとつ「マスターズ」を日本人で初めて制覇した松山英樹プロ。
彼は契約メーカーのダンロップ社が新開発のボールを持参してテストを依頼したとしても、最初のステップであるパッティングテストの際の「音」がイメージに合わなければ、そこから先のステップに進むことはありません。
なぜなら、パッティングの「音」は自分の距離感を保つ上で重要なフィードバック。自分のイメージより音が大きかったり小さかったりすると、パッティングの力加減が狂ってしまうかもしれない。それを恐れているのです。
同じくダンロップ社と契約し、2008(平成20)年の賞金女王に輝いた古閑美保プロも、「打感、クラブへの食いつき、音、硬さ、などボールによって全部違いますよ!」と言い切ります。
ゴルフは確率のスポーツ。自分の距離感、フィーリングを養って、ナイスショット・ナイスパットの確率を上げていくためには、いつも同じボールを使うことがベストな選択なのです。
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では、私たちアマチュアゴルファーはどんなボールを選べばいいのでしょうか?
その答えは、下記の「Regina-WEB」の記事をぜひ読んでみてください。ゴルフにどっぷりハマっているモデルの三枝こころさんが、ボールについて古閑美保プロにあれこれ質問しています。ゴルフ好きな人なら、きっと参考になるはずです。
【Regina-WEB】[教えて! 古閑美保プロ!]ボールひとつでスコアメイクは変わります!