NHK大河ドラマ「べらぼう」視聴者は興味ある⁉ 1200年の歴史を遡る版画、印刷文化をひも解く展覧会が町田で開催!

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もっとも原始的な印刷技術である版画。日本でも1200年の歴史を誇る版画の文化に迫る展覧会が、町田の美術館で開催。日本現存最古の版画から現代版画にいたるまでのコレクションが並ぶイベントの内容を早速チェック。

NHK大河ドラマ「べらぼう」の横浜流星演じる蔦屋重三郎が記憶に残っている人は、この機会に、版画はもちろん、日本の印刷や出版文化をひも解く展覧会に注目。その展覧会が、3月20日(祝日)~6月15日(日曜)まで、町田の町田市立国際版画美術館で開催される「日本の版画1200年-受けとめ、交わり、生まれ出る」。日本現存最古の印刷物である「無垢浄光大陀羅尼経」から仏教版画、絵手本や画譜、浮世絵、創作版画、新版画、戦後版画、現代版画へと連なる約240点を紹介。他の東アジアの国々とのつながりにも注目し、文化交流の視点で日本の版画1200年の歴史を辿ります。

「十二天像(与田寺版)のうち梵天」。

平安時代、仏像の中に奉納するものとして生まれた経文に端を発する版画。室町時代には西洋文化の影響を受けたものが日本に流入し、江戸時代には浮世絵にも影響を与えていきます。本展では、日本の浮世絵師と言えば、まず名前があがる葛飾北斎や歌川広重の作品なども展示。

葛飾北斎「冨嶽三十六景 遠江山中」。
歌川広重「東海道五拾三次之内 箱根 湖水図」。

江戸時代以後、明治、大正、昭和…さらに戦後から現在にいたるまで続く版画文化の歴史を包括して展示。版画の起源から今までの軌跡を辿りながら鑑賞できる展覧会となっています。

【イベント情報】
「日本の版画1200年-受けとめ、交わり、生まれ出る」
東京都町田市原町田4-28-1町田市立国際版画美術館
042-726-2771
3月20日(祝日)~6月15日(日曜)
※5月8日(木曜)からは後期展示に。
平日10時~17時(最終入場16時30分)
土曜・日曜・祝日10時~17時30分(最終入場17時)
料金は大人800円、高校生・大学生400円(共に税込)、中学生以下無料。
※3月20日(祝日)と、4月19日(土曜)は入場無料。
月曜休館。ただし5月5日(祝日)は開館し7日(水曜)休館。

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