街中ストリートアートを東京のあちこちで見かける! んで、駒沢公園でも幅90m大型アートが登場! これは気になる♡

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街を歩くとあちこちで見かける工事現場。現場の周りは高い壁で覆われ、歩く人に圧迫感すら与えかねません。そこで東京都は今、こうした工事現場を鮮やかに彩るプロジェクトを実施中です。はたしてどんな内容なのか。無機質な工事現場を変えるプロジェクトを覗いてみました。

都内はもとより、全国の至るところで見かける工事現場。数か月で終わる現場もあれば、長ければ数年を要するなんて工事現場も少なくありません。こうした現場の多くは高い囲いで覆われ、「無機質な壁」に圧迫感を抱く人も少なくないでしょう。街の景観さえ損ないかねません。

そこで今、こうした無機質さを解消するプロジェクトが東京都内で進行中です。それが「TOKYO CITY CANVAS」です。これは、工事現場の囲いをキャンバスに見立て、街にアートの景色を広げようというもの。無機質だった街の一角を華やかに彩ることができます。通行人はアートを身近に感じられるとともに、アーティストにとっては活躍の場が広がることにもなります。東京都は令和6年度の新規事業として、「TOKYO CITY CANVAS」プロジェクトにすでに取り掛かっています。

では、都内のどこの工事現場がアートで彩られるのか。第一弾となるのが、世田谷区にある都立駒沢オリンピック公園総合運動場です。体育館の改修工事に伴う囲いをキャンパスとして利用します。工事によって公園の景観が損なわれることから、アートを使って新たな景観を生み出すようにします。

アートの掲出場所。都立駒沢オリンピック公園内にある体育館を囲う壁がキャンパスとなる。(出典:東京都)

具体的には、高さ3メートル、幅約90メートルに及ぶ大規模アートを楽しめます。アーティストの原田郁(はらだ いく)氏が東京都と協働制作したアートで、作品名は「Symbiotic Landscape」。「みどり豊かな景観との調和」と「様々な世代・背景の方が利用する公園との親和性」をテーマにした作品を、通行人は身近に感じられるようになります。作品はすでに展示中で、2025年1月末までの掲出予定となっています。

当初の工事現場の状況。(出典:東京都)
アート掲出のイメージ。(出典:東京都)

工事現場がアートで彩られるプロジェクト。今後、どの工事現場でどんなアート作品が楽しめるようになるのか。第2弾、第3弾のアート作品に期待大です。

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