池袋で夏開催!日本が誇るマンガ界の巨匠、手塚治虫の不滅の名作に新しい息吹を吹き込む…「火の鳥」の舞台を観てみたい!

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日本マンガ界の巨匠、手塚治虫。その代表作の一つである「火の鳥」は、時空を超えて存在する不死鳥、火の鳥を軸に、生命の壮大なドラマを描いた物語。1954年の連載以来、今もなお多くの読者を魅了し続けています。特に人気が高い「鳳凰編」は、仏教の世界観を色濃く反映し生と死や輪廻転生といった普遍的なテーマを、奈良時代を舞台に2人の彫刻師の生き様を通して描かれています。そんな「火の鳥」連載開始から70周年という記念すべき年に、この「鳳凰編」が新たな解釈で舞台化、池袋で公演されます。一体どんな舞台になるのか、期待せずにはいられません。

今回「火の鳥」を演じるのは、2018年に旗揚げしたサルメカンパニー。平均年齢27歳という若さながら、その実力は折り紙付きの演劇集団。2021年には佐藤佐吉演劇賞で最優秀演出家賞を含む6部門を受賞。さらに2024年には「日本の演劇人を育てるプロジェクト」新進劇団育成公演に「文明開化四ッ谷怪談」で選出されるなど、今後の活躍にますます期待が高まっています。

今回の舞台でひときわ注目を集めているのが、火の鳥役を演じる悠未ひろ。宝塚歌劇団で宙組の男役スターとして17年間活躍。退団後も「NARUTO」の大蛇丸役など、数々の舞台で存在感を示してきました。今回の舞台ではその圧倒的な表現力で、永遠の生命を持つ火の鳥をどのように演じるのでしょうか? 脇を固める俳優陣も実力派揃い。「サルメカンパニー」の作品には欠かせない存在、柴田元をはじめ、今回初参加の田上真里奈、鍛治直人、横堀悦夫など個性豊かな俳優たちが集結し物語を彩ります。

世代を超えて愛され続ける「火の鳥」。今回の舞台では、サルメカンパニーの斬新な演出と、悠未ひろをはじめとする実力派俳優たちの熱演によって、新たな「火の鳥」の新たな世界が創造されるはず。この夏、池袋の東京芸術劇場で生命の輝きと儚さ、そして永遠の輪廻を描いた壮大な物語をぜひ体感してください。

7月の公演に向けて繰り返される練習風景(出典:猿女版 火の鳥~鳳凰篇~Xアカウント)
若手、ベテランの俳優が一丸となって大作の舞台化に取り組んでいる(出典:猿女版 火の鳥~鳳凰篇~Xアカウント)

【イベント情報】
「猿女版 火の鳥~鳳凰編~」
東京都豊島区西池袋1-8-1東京芸術劇場シアターウエスト
03-5391-2111
2024年7月18日(木曜)~21日(日曜)
各日2部公演、指定席チケット6000円(税込)にて販売中。

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