椅子好き、インテリア好き注目♡ 世界中の椅子の歴史と文化がわかる展覧会が、昭島の家具の博物館で開催中!

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毎日の生活に使われてきている、世界中の椅子をフィーチャーした展覧会が、昭島の「家具の博物館」で開催中。その内容をチェック。

世界の椅子の歴史をヒモ解く展覧会「日本と世界18カ国の椅子展」が11月24日(日曜)まで開催中。欧米では19世紀に誕生したイギリスのウィンザーチェアや、ドイツのト―ネット社開発の曲木技術を使用した曲木椅子などを展示。チャールズ・イームズやハリー・ベルトイアなど多くのデザイナーが機能的でデザインの優れた椅子を生み出してきました。また、中国では明の時代に作られた椅子が近代椅子のデザインに大きな影響を与えたと言われています。日本では明治時代以降、欧米の椅子を模倣するところから、日本の椅子作りが始まりました。

欧米の代表的チェアデザイン、曲木椅子。

本展では、日本をはじめ欧米や中国、アフリカなど世界各地の椅子に焦点を当て、人々の毎日の生活で使われてきている、多種多様な椅子を展示。世界の椅子の歴史と文化について解説。

展示品の一部をご紹介。20世紀中頃に日本で作られた藤丸椅子は、曲面を編めるという籐の性質を生かして、太くて軽い太民籐で構造で制作。芯籐を編みつけてボリューム豊かな形態が特徴。

1960年に制作された藤丸椅子。

こちらはオランダのヘリット・トーマス・リートフェルトが1917から翌年にかけて製作したもの。同じ断面をもつ細い木のフレーム、薄い合板の座と背、それらが互いに交差し、木ネジだけで組み立てられています。

一見するとデザインチェアのようなカラーリング。実は機能別に、黒、黄、赤、青に色分け。

身近な椅子の世界に触れられるこの展覧会、インテリアに興味のある人はぜひ足を運んでみてください。

【イベント情報】
「日本と世界18カ国の椅子展」
東京都昭島市中神町1148家具の博物館(フランスベッド東京工場敷地内)
042-500-0636
11月24日(日曜)まで開催中。
10時~16時30分
料金は大人200円、高校生以下無料。
水曜、11月4日(祝日)休館。

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