【目黒教授のワンポイント防災講座 vol.37】ハンディキャップを抱えている場合、気をつけることは?

  • URLをコピーしました!

日本全国地震列島。日本は、いつどこで地震が起こるか分からない地域。東京などの都市圏はもちろん、中山間地域においても、住人はいつも地震に備えておかなければ、自分や家族の生命、財産は守れません。

そこで、日本の防災の権威、目黒教授がご指南。連載第37回目は「ハンディキャップのある人がいる場合を教えてください」。

目黒教授 まず、耳の聞こえない方とか目の見えない方などは、ご自身でそういうハンディがあることを、他の人たちに分かるようにしていただきたいと思います。そうしないと、健常な人だと思われ、必要な情報が提供されないことになりかねません。また周囲の健常の人たちは、ハンディのある方々に対しては、個別にコミュニテーションをとるなど、特別な配慮をお願いします。

もう一つは発達障害の人たちですが、こちらの人たちは避難所など、いつもと違う環境に対して強いストレスを感じたり、慣れるのが苦手な場合も多いので、災害前に避難所に行くことやそこでの生活などに関して、分かり易く伝えたり、避難所生活の疑似体験をしておくなども重要です。(次回に続く)

目黒公郎プロフィール
東京大学大学院情報学環長・教授。専門は総合災害管理、国際防災戦略。内閣府本府参与、多数の省庁の防災委員、日本地震工学会、地域安全学会、日本自然災害学会などの会長を歴任。防災功労者内閣総理大臣表彰などを受賞。

●目黒教授のラジオ連載「みんなのサンデー防災」は、各種の災害がもたらす被害の最小化と、災害時を被災地地域の課題を解決する機会として活用し、発災以前よりもいい地域に改善するために必聴の番組。毎週日曜14時〜全国コミュニティFMで放送中。詳しくは「みんなのサンデー防災」で検索してみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次