【目黒教授のワンポイント防災講座 vol.49】災害に遭った後、まず何を確認すればいい?

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日本全国地震列島。日本は、いつどこで地震が起こるか分からない地域。東京などの都市圏はもちろん、中山間地域においても、住人はいつも地震に備えておかなければ、自分や家族の生命、財産は守れません。

そこで、日本の防災の権威、目黒教授がご指南。連載第49回目は「災害後の確認事項で大事なことを教えてください」。

目黒教授 発災後に確認すべきとはたくさんありますが、特に最初にするべきなのは大切な人たちの安否状況の確認です。これがはっきりしないと、どうしても大事な人の安否が気になって、いろんな行動に集中できなくなります。ですから、災害直後に大切な人たちと安否の確認を取る手段を、事前にきちんと確立しておいていただきたいです。

一般的には、NTTの伝言ダイヤルなどをイメージされるかもしれませんが、これは以前「被災時の連絡手段について」の回でも説明したように保存できる記録の数が少ないので、日ごろから使っているメッセージングアプリ(LINEなど)を使う方が、グループでの安否が一度に確認できるし、メリットも多いと思います。これによって、大切な人たちの安否を確認できれば、その後の行動はかなり落ち着いて着実にとっていただくことが可能になります。(次回に続く)

目黒公郎プロフィール
東京大学大学院情報学環長・教授。専門は総合災害管理、国際防災戦略。内閣府本府参与、多数の省庁の防災委員、日本地震工学会、地域安全学会、日本自然災害学会などの会長を歴任。防災功労者内閣総理大臣表彰などを受賞。

●目黒教授のラジオ連載「みんなのサンデー防災」は、各種の災害がもたらす被害の最小化と、災害時を被災地地域の課題を解決する機会として活用し、発災以前よりもいい地域に改善するために必聴の番組。毎週日曜14時〜全国コミュニティFMで放送中。詳しくは「みんなのサンデー防災」で検索してみてください。

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