東京のランドマークともいえるレインボーブリッジと東京ゲートブリッジ。普段はゆりかもめや自動車などで渡る橋になっていますが、道路を自転車で走破できるイベントが1日だけ開催されます。どんなイベントなのでしょうか。特別な体験を楽しめるイベントをチェックしてみました。
都内でサイクリングを楽しもうにも、「気持ちよく走ってても赤信号に遮られてしまう」「歩行者や自動車が多くて走りにくい」などの不満が目立ちがちです。そのため、河川敷のサイクルロードや郊外の自転車専用道路でしかサイクリングできないという人は少なくないでしょう。
「もっといろいろな場所を自転車で走り抜けたい!」。自転車好きの多くがこう思っているはず。そこで、こんな思いを巡らせる自転車好きにたまらないイベントが開催されることになりました。それが「レインボーライド」です。
「レインボーライド」はレインボーブリッジや東京ゲートブリッジなどを自転車で走行できるイベントで、ハイアマチュアや自転車愛好家はもちろん、ファミリー層など、多くの人が参加できるコースを用意します。
具体的には「ロング(約32km)」「ミドル(約19km)」「ショート(約8km)」の3コースを用意。自分の体力などに応じて好きなコースを選べるようになっています。なお、3コースともレインボーブリッジを走ることができますが、東京ゲートブリッジを走れるのは「ロング」コースのみとなります。「レインボーライド」は今年で3回目となるイベントで、「ロング」コースは昨年より約3km延長し、より長い距離を楽しめるようになっています。
コースにはレインボーブリッジや東京ゲートブリッジのほかにも気になるエリアが満載。例えば、「東京港海の森トンネル」は約2.1kmの長さを誇る海中トンネルで、海底マイナス20mを自転車で走る特別な体験を味わえます。ゴールの「セントラル広場」を迎えれば、参加記念品をもらえたり美味しい食事を楽しんだりできます。
肝心の「レインボーライド」開催日は2024年12月1日(日曜)。開催までまだ日にちが空いていますが、参加には事前予約が必要で、募集開始は7月ごろを予定しています。なお、参加人数は昨年より約1000人多い約6000人になる見通しです。
ちなみに昨年の「レインボーライド」募集人数は、「ロング」が2500人、「ミドル」が2000人、「ショート」が500人でした。参加料は、「ロング」が大人(18歳以上)1万5000円、小学校3年生から高校生7500円、VIP5万5000円。「ミドル」が大人(18歳以上)8000円、小学校3年生から高校生4000円、VIP5万5000円。「ショート」が大人(18歳以上)6000円、小学校3年生から高校生3000円でした。
風景を見ながらゆっくり走るもよし、風を切って疾走するのもよし。普段は味わえない特別な体験を、東京のランドマークでしてみてはいかがでしょうか。