世界最高峰の興奮を見逃すな! 立ち技最強格闘技イベント「RWS」が、ついに後楽園ホールに上陸

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2024年2月12日、格闘技の聖地・後楽園ホールに“立ち技最強”の格闘技イベント「ラジャダムナン・ワールドシリーズ(RWS)」が初上陸! ムエタイの最高権威ラジャダムナン・スタジアムの王者たちが集結し、吉成名高ら日本人トップファイターと死闘を繰り広げる一大イベントがついに開催されます。

目次

キックボクシングよりも激しい!熱狂と興奮間違いなしのRWS

ムエタイの聖地、タイのラジャダムナン・スタジアム

 ラジャダムナン・ワールドシリーズ(以下:RWS)は、約500年の歴史を誇る格闘技ムエタイにスポーツ・エンターテインメント要素を取り入れ、真の立ち技最強ファイターを決めるべく2022年に誕生した革新的な格闘技イベントです。

 その本拠地はバンコクのラジャダムナン・スタジアム。

 圧倒的な競技人口を誇り、ルール制限の少ない激しい試合が行われるムエタイは「立ち技最強格闘技」として世界に君臨してきましたが、その一方で、ギャンブル要素に影響される試合展開もあり、外国人や観戦初心者には判定基準が分かりにくいといった面もありました。

 そうしたギャンブル要素を取り除き、各ラウンドのオープンスコア制や必ず優劣をつけるマスト判定制を導入するなど、公平で分かりやすく観戦できるようにしたのがRWSです。

 コロナ渦で閉鎖されていたラジャダムナン・スタジアムの起爆剤としてスタートしたRWSは、瞬く間に国内外で人気を博し、ストリーミング配信の会員数は世界1800万人以上。日本からも吉成名高、石井一成、梅野源治らをはじめとするトップファイターが多数参戦しています。

立ち技世界最強格闘技といわれるムエタイの試合

「ムエタイのすごさは拳と足だけでなく、肘打ちあり、膝蹴りあり、さらに首相撲による接近戦もあるところ。かつてK-1を沸かせたアーネスト・ホーストさんやピーター・アーツさんもルーツはムエタイですし、世界で道場を開く人はタイで修行した人がほとんど。強くなりたい格闘家はみなタイに行って練習しますよね」――そう語るのは、世界ムエタイ評議会の公認団体・BOMプロモーションの中川夏生代表取締役。

 ムエタイは故意でなければバッティングで試合を止めることもなく、一方、技の美しさも重視されることから、キックボクシングよりも激しく、格調高い格闘技として知られています。

「かつてタイ、ミャンマーの紛争地帯で戦場格闘技として用いられていたのがムエタイです。リアルな戦いの現場では転ぶと敵に殺されてしまいますよね。現代のムエタイも両足を付けて相手を見据えながら戦うのが基本。転ばされたらすぐ立たないといけませんし、掛け逃げみたいな捨て身の技はありません。そこが“立ち技最強”と言われるゆえんでもあるんです」(中川代表)

格闘技の殿堂「ラジャダムナン」が、日本の聖地「後楽園ホール」に降臨

白熱した戦いが日本の格闘技の聖地、後楽園ホールに上陸

 そうしたムエタイ本来のカルチャーを継承しながら、いわば格闘技初心者でも一目で楽しめるよう進化させた注目のイベントがRWS。

 本拠地のラジャダムナン・スタジアムでは毎週土曜に開催され、海外からも多くのファンが詰めかけていますが、そのRWSがいよいよ2月12日(月・祝)、日本の後楽園ホールにお目見えします。

「後楽園ホールに入ったらタイがある、というくらい本場の臨場感を作りたい」と語るのは、RWSの日本大会をプロモートする佐々木洋平さん(株式会社グッドチョイスエンタテインメント代表取締役)。

「後楽園ホールもプロレスやボクシングをはじめ、数々の名勝負が繰り広げられてきた格闘技の聖地。今回、世界のRWSがやってくるということで、会場を決める際、後楽園ホールさんからも熱烈なオファーをいただきました。ぜひ、日本の格闘技の聖地・後楽園ホールと、世界最高峰のスタジアム・ラジャダムナンが交わる歴史的瞬間を体感してほしいと思います」(佐々木代表)

 他の格闘技には見られないムエタイの特徴として挙げられるのが、会場を包み込む伝統楽器によるBGMです。

 3分3ラウンドで試合が行われるRWSでは、ラウンドが進むごとに音楽もテンポアップ。選手たちの高揚感と割れんばかりの歓声が、独特の世界観を作り出します。

 もちろん、試合前の伝統的な踊り「ワイクルー」も必見です。

 ワイクルーの儀式には、選手たちがそれぞれ戦いに向かうにあたって、自分たちの師や家族、故郷の大地に「感謝」の気持ちを表す意味が込められています。

「昨今、日本の格闘技界では、対戦相手を罵ったり、試合前に取っ組み合いのけんかをしたりといったパフォーマンスが流行っていますが、ムエタイファイターが会見で乱闘するなどということはありません。本来は選手をリスペクトし、対戦相手にも感謝してリングに向かうのがプロであるはず。RWSを通じて、子どもたちに尊敬されるような格闘家の姿も見ていただきたいですね」(中川代表)

日本の至宝、吉成名高のスゴさを目に焼き付けよ!

メインカードに登場する日本の2階級王者、吉成名高選手

 世界最強が集うRWSだけあって、今回の後楽園ホールにも、2022年にムエタイMVPに選出されたラムナムムーンレック選手やチャイラー選手といった、モンスター級のタイトルホルダーたちが参戦予定。
タイの最強布陣に対して、日本トップのムエタイ選手やキックボクサーが挑む頂上決戦は、予想困難な拮抗した戦いになること必至です。

 中でもぜひ注目したいのが、メインカードに登場する日本の2階級王者、吉成名高選手です。

 ムエタイ王座の権威は、ラジャダムナン・スタジアムとルンピニー・スタジアムが双璧とされていますが、吉成選手は日本人で初めてその二大殿堂におけるミニフライ級統一王座を奪取。軽量級ほど選手層の厚いムエタイで「神の階級」と言われるミニフライ級を制したトップ中のトップファイターです。

 その後も本場タイを主戦場に快進撃を続けた吉成選手は、2023年7月、ラジャダムナン認定フライ級王座に挑戦して勝利を収め、タイ人以外ではムエタイ史上初となる2階級制覇の偉業を達成。12月23日にタイで開催されたRWSでスーパーフライ級の暫定王座決定戦に挑むと、わずか2ラウンドの衝撃的なKO勝ちで3階級制覇を成し遂げました。2月12日の大会は正規王者との対決!! 本当の意味での3階級制覇を成し遂げれば向こう100年は越えられない快挙と言われています。

これまでラジャダムナンのチャンピオンになった日本人選手は11人を数えますが、吉成名高ほど際立った戦績を挙げている選手は他にいません。

吉成選手の師でもある中川代表は、その強さを次のように語ります。

 「名高はとにかく練習量がすごくて、パンチ、キック、膝、肘の全てがおそらく2階級重いくらいの攻撃力。それと動体視力が半端なく、今まで100戦以上戦っていますが、ダウンをしたことがなく、顔が切れたこともない。パンチをもらわないんです」

 一度リングを降りれば普通の好青年。リングに立てばつねに感謝を忘れず、相手のトラッシュトークがあっても意に介さない。そうした振る舞いも人気の吉成選手は、那須川天心選手に続く格闘技界のスーパースター候補と目されています。

 近年、日本からは吉成選手の他にも続々と本場タイを沸かせる選手が登場しており、RWSでも時代の流れに即して女子ファイターの出場を解禁するなど、アジアの格闘技界は大きなムーブメントを起こしつつあります。

 2024年は、立ち技最強を決める新時代の格闘技イベント「RWS」に注目です!
 

【イベント情報】

ラジャダムナン・ワールド・シリーズ(RWS) JAPAN
開催日:2024年2月12日(月・祝)
開催地:後楽園ホール(東京都文京区後楽1-3-61 後楽園ホールビル5F)

【チケット発売日】
2024年1月10日よりe+(イープラス)にて発売
https://eplus.jp/
※PCサイト・スマホサイトのほか、ファミリーマート店舗設置のマルチコピー機からも購入できます

【ストリーミング配信】
U-NEXT(日本語実況・解説付き)
https://video.unext.jp/
DAZN(英語実況・世界200カ国配信)
https://www.dazn.com/

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