文学好きは要チェック! 古き良き日本文学に触れたいなら、明治、大正の文豪、森鴎外の美術館に行ってみて!(from千駄木)

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明治、大正を生き抜いた文豪、森鴎外と、彼を慕った若き文学者や研究者たちの書物を通じた触れ合いをコンセプトにした展覧会が、千駄木の美術館で開催中。

月12日(土曜)~6月29日(日曜)まで、千駄木の「文京区立森鴎外記念館」で開催される「本を捧ぐ―鴎外と献呈本」。森鴎外の自宅はあまりにも書物で溢れ過ぎて、妻の志げが「宅では本が箪笥を追い出します」とこぼすほど。その自宅には鴎外自身が買い求めた書物の他に、石川啄木ら森鴎外を慕う当時の若き文学者たちや評論家や美術史家から贈られた書物も多数溢れ満ちていました。森鷗外自身も、夏目漱石や与謝野晶子など当時の作家たちに、本を贈っていました。

本展は書物たちを通じて当時の森鴎外と交流のある作家、文学者たちの交友関係に迫る内容です。森鴎外の環境や状況がわかる、貴重な書物を展示。当時のキーマンが森鴎外に贈った書物と、逆に森鴎外がキーマンに贈った本の2部構成。第1部では鴎外への献辞や著者の署名入りなど献呈本など鴎外に贈られた書物30冊前後を展示。

森鴎外に贈られた石川啄木「一握の砂」。
森鴎外の蔵書から、様々な献呈本を展示。

著、家族にプレゼントした書物、鴎外が序文を寄せた書物など10冊前後展示。その他、日記や書簡などの記録を下に、鴎外が贈った書物たちを展示。

次女の杏奴に森鴎外が贈った北原白秋の詩集「まざあ・ぐうす」。

【イベント情報】
「本を捧ぐ―鴎外と献呈本」
東京都文京区千駄木1-23-4文京区立森鴎外記念館
03-3824-5511
4月12日(土曜)~6月29日(日曜)
10時~18時(最終入館17時30分)
料金は大人(高校生以上)600円(税込)。中学生以下無料。
4月22日(火曜)、5月26日(月曜)、27日(火曜)、6月23日(月曜)、24日(火曜)休館。

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