怖〜い夏の風物詩、怪談、幽霊、妖怪…不気味だけど、時にユーモラスでかわいい江戸時代の怪談な浮世絵展が原宿で開催!

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夏と言えば、お化け屋敷に怪談、幽霊、妖怪etc.怖〜い夏の風物詩。で、原宿でもいろんな幽霊や妖怪の浮世絵展覧会が開催中。

原宿の太田記念美術館で9月29日(日曜)まで開催中の「浮世絵お化け屋敷」。日本を代表する江戸時代の浮世絵師、歌川国芳の代表作である「相馬の古内裏」をはじめ、月岡芳年ら当時の人気浮世絵師たちが手がけた不気味で怖い妖怪や幽霊の名画が大集合。荒れ果てた屋敷に巣くう不気味な妖怪や怨みを晴らそうと恐ろしい形相で睨みつける幽霊など、浮世絵ならではの不気味さ、怖さ。時にそのユーモラスな姿でクスッと笑わせてくれる怪異を描いた浮世絵も展示。

歌川国芳「相馬の古内裏」。
歌川国芳「源頼光公館土蜘作妖怪図」。

楽しそうに踊る猫又や、人間のような表情をした河童に、ゆるキャラのような不思議なフォルムをした謎の妖怪たちなど、怖いだけではない、かわいくてユーモラスな浮世絵も多数展示。

月岡芳年「新形三十六怪撰 おもゐつつら」。
歌川芳藤「髪切の奇談」。

本展は9月1日(日曜)までが前期、2日(月曜)から5日(木曜)までが休館で、6日(金曜)から後期となっており、その間、総数170点にも及ぶ浮世絵の数々が展示されます。そのなかには初公開の作品も38点あり、見ごたえは抜群。昔の情緒あふれる浮世絵に触れつつ、ちょっとだけ背筋が冷えるようなひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

歌川国芳「五十三駅 岡崎」。

【イベント情報】
「浮世絵お化け屋敷」
東京都渋谷区神宮前1-10-10太田記念美術館
050-5541-8600
9月29日(日曜)まで開催中。
10時~17時30分
料金は大人1200円、高校生・大学生800円(共に税込)、中学生以下無料。
リピーター割として、会期中2回目以降来場の際は半券の提示で200円割引き。
月曜休館(祝日の場合は開館し、翌日休館)、9月3日(火曜)~5日(木曜)休館。

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