印象派の画家、クロード・モネの絵は、私たちの心を癒してくれる存在。そんな彼の代表作ともいえる「睡蓮」をモチーフにした作品たちが、世界中から一堂に上野に集結。
上野の国立西洋美術館で2025年2月11日(祝日)まで開催中の「モネ 睡蓮のとき」。世界最大級のモネ・コレクションを誇るパリのマルモッタン・モネ美術館から日本初公開作品を含む50点が来日。さらに、日本国内に所蔵されている作品も加え、印象派を超えたモネの芸術が、これまでにない規模で展開。
印象派を代表する画家、クロード・モネ。1890年、50歳になったモネはノルマンディーの小村ジヴェルニーの土地と家を買い取り、これを終の棲家としました。さらに数年後には、睡蓮の池のある「水の庭」を造成。本展はこの睡蓮の池にインスピレーションを得た「睡蓮」の連作を中心に、モネ晩年の芸術を紹介。
本展の見どころは、睡蓮の池の水面を描いた巨大なカンヴァスによって部屋の壁面を覆う大装飾画。そして、その制作過程で生み出された大画面の「睡蓮」の数々。2メートルを超える大画面の「睡蓮」に囲まれて、モネの世界にひたるイマーシブな体験を味わえます。
展覧会特設ショップでは、「五感をひたる」がコンセプトのオリジナルグッズも販売。
モネの絵の世界が広がるハンカチからトレーナー、Tシャツ、ペンetc.が揃います。本展のアンバサダーを務める女優の石田ゆり子さんとイラストレーターのShogo Sekineさんがタッグを組んで制作したスカーフも。展覧会鑑賞後もモネの余韻にひたれます。
【イベント情報】
「モネ 睡蓮のとき」
東京都台東区上野公園7-7国立西洋美術館
050-5541-8600
2025年2月11日(祝日)まで開催中。
火曜~木曜・日曜・祝日9時30分~17時30分
金曜・土曜9時30分~21時
チケットは当日大人2300円、大学生1400円、高校生1000円。前売りは大人2100円、大学生1300円、高校生900円(全て税込)。
月曜休館。ただし祝日の場合は開館し、翌日休館。12月28日(土曜)~1月1日(祝日)休館。