【目黒教授のワンポイント防災講座 vol.27】総合的災害管理④「被害評価」はどうやって行う?

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日本全国地震列島。日本は、いつどこで地震が起こるか分からない地域。東京などの都市圏はもちろん、中山間地域においても、住人はいつも地震に備えておかなければ、自分や家族の生命、財産は守れません。

そこで、日本の防災の権威、目黒教授がご指南。連載第27回目は「被害評価はどうやって行うのですか?」。

目黒教授 「被害の評価」とは、ハザードが襲ってきた後に、どんな被害が・どこで・どれくらい発生したのかを、なるべく早く、高い精度で把握することです。これが判明しないと、次のアクションを効果的に取ることが難しいので、被災状況を早期に高精度に把握するための色々な仕組みを事前に用意します。被災直後に重要施設の状況を確認する担当者を決め、日頃から訓練しておくことや、様々な現象をモニタリングするためのセンサーを予め整備しておくことなどが、被害評価対策の例です。

最近では、観測された地震動や降雨量、河川の水位などから被害量を推定したり、衛星やドローンなどを使った被災地の映像から被害の分布や量を評価する方法も用いられています。(次回に続く)

目黒公郎プロフィール
東京大学大学院情報学環長・教授。専門は総合災害管理、国際防災戦略。内閣府本府参与、多数の省庁の防災委員、日本地震工学会、地域安全学会、日本自然災害学会などの会長を歴任。防災功労者内閣総理大臣表彰などを受賞。

●目黒教授のラジオ連載「みんなのサンデー防災」は、各種の災害がもたらす被害の最小化と、災害時を被災地地域の課題を解決する機会として活用し、発災以前よりもいい地域に改善するために必聴の番組。毎週日曜14時〜全国コミュニティFMで放送中。詳しくは「みんなのサンデー防災」で検索してみてください。

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