サラリーマンの聖地・新橋。
その象徴ともいえる「ニュー新橋ビル」地下に、ひときわ異彩を放つ暖簾が現れた。
大きく染め抜かれた「東スポ」の文字――。
そう、あの東京スポーツ新聞社が手がける居酒屋「東スポ酒場」だ。
「東スポだってさ」「へぇ、酒場もやってるんだ」
そんな会話が自然と生まれるこの場所は、いま新橋でじわじわと話題を集めている。

“読む東スポ”から“飲む東スポ”へ
「2021年に東スポ餃子を始めた当初から、“いずれは居酒屋をやりたい”という野望がありました」
そう語るのは、株式会社東京スポーツ新聞社 事業室広報担当室長であり“東スポ酒場PR隊長”の佐藤浩一氏。

新聞業界が厳しさを増す中、「食」という新たなフィールドへ踏み出した東スポ。
その発想はシンプルだ。
「東スポを広げながら、酒を飲み、つまみを食べる。じゃあそのつまみは何か――餃子だ、と」
東スポらしい大胆な“ひらめき”から、この酒場は生まれた。
店内には“東スポブルー”と、赤×白の衝撃的な見出しフォントが随所に散りばめられ、
まさに“紙面の世界観をそのまま体験できる空間”となっている。
なぜ新橋なのか
「夕刊紙を読む層といえばサラリーマン。そしてサラリーマンといえば“聖地”新橋。ここは狙っていました」
ニュー新橋ビルという“おやじの聖地”とも言われる場所も、東スポのイメージと完全に一致。
実際に営業を始めてみても「ひしひしと相性の良さを感じている」と語る。

名物は“ニンニクマシマシ”餃子とガツン系メニュー
東スポ酒場の看板メニューは、やはりニンニクマシマシ東スポ餃子(焼き、揚げ、水餃子)の三種だ。

「東スポらしさを出すなら、インパクト。でも、おいしくなければ意味がない。そこで“ニンニクマシマシ”にしました」
青森県産ニンニクを通常の3倍使用。
ひと口食べれば、仕事の疲れが吹き飛ぶようなパンチ力だ。
さらに、
・東スポからあげ (ニンニクマシマシ醤油ダレ)
・ちぃさん特製 手作りポテトサラダ
・がつんとこだわりの焼きそば



といった、酒が進む“間違いないラインナップ”が並ぶ。
女将・ちぃさんがつくる「新橋の実家」
この店のもう一つの主役が、女将の岩下千里さん(愛称:ちぃさん)だ。
「売りは東スポレモンサワー。まずは一回飲みに来てみてください」

そう笑顔で語るちぃさん。炭酸や割材(ラム・ウォッカ)にもこだわっており、
レモンサワーは“ガツンと東スポらしい一杯”に仕上がっている。
さらに「東スポ赤マムシサワー」などユニークなドリンクに加え、
日替わりの“裏メニュー”も用意。常連客の多くは、この裏メニューを目当てに足を運ぶという。
そして何より印象的なのが、この店の空気感だ。
カウンター越しに自然と会話が生まれ、気がつけば隣の客と笑い合っている。
「美味しい料理と、楽しいコミュニティ。
出会い・喜び・笑いがある場所にしたいんです」
そのコンセプトは、まさに
“新橋の実家”のような存在。
仕事終わりのサラリーマンがふらっと立ち寄り、
少し元気になって帰っていく――。
そんな新たな夜の“サードプレイス”を目指している。
東スポの挑戦はまだ始まったばかり
「『東スポ』というメディアを、もっと幅広い層に知ってもらいたい」
そう語る佐藤氏は、今後についてこう続ける。
「フランチャイズ展開も視野に入れています。東スポは創刊66年、独自性とインパクトでやってきた。IPビジネスの可能性は無限です」
新聞、食品、そして酒場へ。
“なんでもやる東スポ”の挑戦は、まだ始まったばかりだ。

読むだけじゃない。
飲んで、食べて、笑う。
そんな“体験型メディア”としての東スポを味わえる場所が、ここ新橋にある。
今夜、ふらっと寄ってみてはいかがだろうか。

東スポ酒場
https://tosupo-sakaba.com/
住所:東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル B1F
アクセス:JR「新橋駅」SL広場より徒歩約3分
営業時間:17:00~23:00(※変更となる場合があります)
定休日:不定休(原則、日曜・祝日・年末年始休業)
