【目黒教授のワンポイント防災講座 vol.45】避難所までのルート、どう決める?

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日本全国地震列島。日本は、いつどこで地震が起こるか分からない地域。東京などの都市圏はもちろん、中山間地域においても、住人はいつも地震に備えておかなければ、自分や家族の生命、財産は守れません。

そこで、日本の防災の権威、目黒教授がご指南。連載第45回目は「避難する際、事前に確認しておくことを教えてください」。

目黒教授 まずは、最寄りの一時集合場所、広域避難場所(緊急避難場所)、避難所がどこにあるのかを、事前にきちんと確認しておいていただきたいです。次はそこまでのルートですが、一般的には最短ルートがいいと思われるでしょうが、津波の場合には違いますので要注意です。遠回りになったとしても、標高の低い場所、海や川の近くなどは避けて目的地にたどり着けるルートを選定することが大切です。また、道路が寸断される可能性もあるので、複数のルートをあらかじめ考えておいていただきたいです。

そして、事前に実際にそれぞれの施設まで移動してみて、周辺の状況や要する時間を確認しておいてください。また緊急避難場所は基本的にペットも大丈夫ですが、避難所の場合は大丈夫なところと大丈夫じゃないところがあるので、事前に役所等に確認しておくといいと思います。(次回に続く)

目黒公郎プロフィール
東京大学大学院情報学環長・教授。専門は総合災害管理、国際防災戦略。内閣府本府参与、多数の省庁の防災委員、日本地震工学会、地域安全学会、日本自然災害学会などの会長を歴任。防災功労者内閣総理大臣表彰などを受賞。

●目黒教授のラジオ連載「みんなのサンデー防災」は、各種の災害がもたらす被害の最小化と、災害時を被災地地域の課題を解決する機会として活用し、発災以前よりもいい地域に改善するために必聴の番組。毎週日曜14時〜全国コミュニティFMで放送中。詳しくは「みんなのサンデー防災」で検索してみてください。

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